パピレスレポーツ

ノンプログラミング 帳票作成・出力ツールPaplesReports(パピレスレポーツ)のロゴ

ノンプログラミング
帳票ツール

【アンドール株式会社様】PaplesReportsの導入により請求書発行業務が効率的に。ERPとの連携もスムーズでさらに生産性の高いシステムへ

会社概要
約50年前の創業時から培ってきたCAD/CAM技術をコアに、機械設計や電子機器設計、組込みソフト、更にはさまざまな業種の業務システムを手掛けているソフトウェア会社。
資本金
1億円
従業員数
310名(2024年4月現在)
URL
https://www.andor.co.jp/index.html
課題
  • グループ会社のERP統合に伴い、請求書を発行していた従来の販売管理システムを使わなくなった
  • ERPの請求書発行機能では、従来通りの請求書フォーマットで出力することができなかった
  • 請求書発行のために、旧販売管理システムにデータを入力することとなり、業務が煩雑になっていた
効果
  • ERPからのエクスポートデータを使って、PaplesReportsから簡単に請求書が発行できるようになった
  • レイアウトの自由度が高く、請求書フォーマットを変えることなく再現できた
  • ERP側への入力と従来の販売管理システムへの二重入力がなくなり、業務効率化を実現できた

アンドール株式会社では、グループ会社の統合に向けて行われたERPの新規導入に伴い、従来、パッケージの販売管理システムで行っていた請求書発行が煩雑になり、フローを変える必要が生じました。
そこで、導入されたERPと親和性が高く、作成できる帳票の自由度が高いPaplesReports(パピレスレポーツ)を導入。従来通りの帳票フォーマットデザインを維持しつつ、請求書発行業務の効率化を実現しました。

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左から
管理本部 経営企画部 企画・業務管理課 チーフ / 柳下由貴彦様
管理本部 経営企画部長 / 田中照記様
管理本部 人事総務部 総務課 アシスタントマネージャー / 山下章太郎様


PaplesReportsを導入した経緯


グループ企業統合に向けて共通ERPを導入したが、請求書発行が課題に

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田中様 当社をはじめとするTCSグループでは、2024年10月に中核事業であるITソリューション事業会社12社の合併を予定しています。
それに先駆けて2023年春にグループ共通の経営情報基盤としてERPのGRANDITを導入しました。
ERP導入前はパッケージの販売管理システムを使っており、請求書もこのシステムから発行していましたが、ERP導入に伴い、販売管理システムの機能もERPに移行することになりました。
しかし、請求書発行に関しては、フォーマットをはじめとしてグループの各社で異なる部分が多いことから、ERP本体に請求書発行機能は盛り込まれず、当面は各社で個別に対応することとなりました。
そこで、社内システムを統括している人事総務部と連携して、請求書発行システムの導入を検討することにしました。

 

PaplesReports選定の理由


GRANDITとの親和性と拡張性、高い自由度を重視してPaplesReportsを選択

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山下様 経営企画部から相談を受けて、請求書発行システムをいくつか検討しました。
クラウド型も検討しましたが、機能面で制約が多く見送りました。
そのような中、GRANDITの連携も念頭にあったので、「GRANDIT」「請求書」で検索して見つけたのがPaplesReportsでした。そこですぐに日鉄日立システムソリューションズにコンタクトを取りました。
話を聞くと、日鉄日立システムソリューションズ自身がGRANDITを取り扱っているということで、連携などのノウハウも持っていることがわかりました。さらに、PaplesReports自体の拡張性や帳票レイアウトの自由度が高いこともわかり、試用することにしました。実際に使ってみると、帳票レイアウトが当社のCADソフトに似たレイヤーの考え方を持っており、使いやすく感じました。
また、請求書には複数枚綴りの場合、最終ページにのみ合計を出すなど独特なルールがありますが、このようなことにも対応しており、帳票レイアウトツールとしての完成度の高さを感じました。
Excelのマクロでも同様なことは可能でしょうが、かなり作り込む必要があるのに対し、標準機能でできるというのは帳票レイアウト専門ソフトの良さだと思います。
総合的にみても導入効果は高いということで、比較的短期間で本導入を決定しました。

 

PaplesReports導入の効果

 

1度作り込んでしまえば、
効率よく確実な請求書発行が可能で安心して使うことができる

山下様 帳票レイアウトは私が担当しました。これまで帳票レイアウト作成の経験はありませんでしたが、操作方法がすべてマニュアルに書いてありましたし、不明な点をサポートに問い合わせすれば2日以内には回答をもらえたので、不安なく進めることができました。
余談ですが、消費税の計算で小数点以下の計算をどうするのかとか、上記で述べた合計の出力をどこで行うのかなど、経理部門は知っていても私たちは知らないことが多くありました。
しかし、請求書レイアウトのやり取りを通して、図らずも経営企画部とのコミュニケーションが円滑になったのは良い影響でした。

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柳下様 PaplesReportsを導入するまでは、請求書発行のためにERP側への入力と並行して、従来の販売管理システムにも入力を行っており二度手間になっていました。
PaplesReports導入後は、ERPからエクスポートしたCSVをインポートするだけで請求書が発行できるので、非常に効率化できました。
また、データ作業の二重入力の課題が解消され、安心して発行業務が行えるようになりました。
請求書のフォーマット自体も従来の販売管理システムで発行していたものを再現できているので、なんの問題もなく使うことができています。

 

PaplesReportsを導入したGRANDITからの請求書データの流れ

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  ・TCSグループのERP・GRANDITから請求書データのCSVファイルがエクスポートされ、PaplesReportsにインポートされる。
  ・PaplesReportsツールはインポートしたデータを処理し、プリンタに出力される。


今後の展望

 

PaplesReportsとGRANDITの連携強化による請求書発行効率化

山下様 TCSグループの他企業では請求書の作成にExcelを使っているところも多く、社内でマクロをしっかり組んで運用しているところもあると聞いています。
しかし、マクロを組んでの請求書の作成は属人化しやすく、保守性の観点で問題が多いと考えています。
その点、PaplesReportsは帳票レイアウトもしやすく、作成するためのスキルもさほど必要ではないので、最適なソリューションだと考えています。
今後もPaplesReportsを使い続けることができるようであれば、GRANDITとの連携を強化し、直接GRANDITからPaplesReportsへデータを連携して請求書を発行できる形にして、より効率的で生産性の高い請求書発行システムへと進化させて行きたいと考えております。

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会社概要
約50年前の創業時から培ってきたCAD/CAM技術をコアに、機械設計や電子機器設計、組込みソフト、更にはさまざまな業種の業務システムを手掛けているソフトウェア会社。
資本金
1億円
従業員数
310名(2024年4月現在)
URL
https://www.andor.co.jp/index.html